【シリーズ「ももクロと、おやじノフたちの現在地」case.02】

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2010年、初の単独ホールとなった日本青年館

 金もある、仕事もある、時間の余裕もある……そんなアラウンド40から50な男性たちを虜にし、大量の“おやじノフ”を生み出した、ももクロこと「ももいろクローバーZ」。2012年にはデビュー以来の悲願だった『NHK紅白歌合戦』に出場し、14年には国立競技場ライブも成功させ今夏はエコパアリーナ2days、またクリスマスには軽井沢スノーパーク3daysライブを予定するなど、今まさに栄華を極めたといっていい。

 だが、どんな季節にも終わりはくるもの。やがて訪れる「ももクロの終わり」を、おやじノフたちはどう考えているのか。そして、彼ら自身の“推しごと”の行方は?

 シリーズ「ももクロと、おやじノフたちの現在地」。総勢10人のおやじノフたちに、モノノフとしての始まりと終わりを語ってもらった。「ももいろクローバーZ」とモノノフの間には、何が存在していたのか。そしてそれは、今後どうなっていくのか。アイドルが与えた「夢」の実像が浮かび上がる──。(取材・文=関口ヒサヨシ)

case.02●ニックネーム「ひっしー」の場合

年齢/40歳
家族構成/独身
職業/会社員

 氣志團万博15で知り合った三河の190センチデコノフ。シルバーウイークを利用して遠征に来ていた四十路ノフと、某駅で待ち合わせをした。

 * * *


●「好きになるのに戸惑いなんて全くない」懸命な姿にドハマり


――万博お疲れさまでした(笑)。ワタシは初めてだったんで、要領がわからずけっこう疲れたんですけど、何回目の万博でした?

ひっしー 今回で3回目です。

――疲れるフェスにわざわざ遠征ご苦労様です(笑)。ひっしーさんがそもそもももクロのファンになったきっかけって何だったんでしょう?

ひっしー 元はAKB48系が好きで、まだそれほど人気ないころからZepp名古屋とかよく行ってたんです。でも、ライブなのに録音だし、毎回やってることは同じかなと感じ始めた頃、会社の先輩から「ちょっとおもしろいのがおるぞ」って教えていただいたのがももクロだったんです。それが12年の夏頃で、ももクロの西武ドームに応募したら当たったんです。

――その時30代後半で、ももクロファンになるのに戸惑いはなかった?

ひっしー 戸惑い? 全くなかったですね。まあ、元々アイドル好きではあったので、(ももクロのライブに)一回行ってみようかなっていうのが先でした。

――その頃、他に趣味はありましたか?

ひっしー ボクは多趣味なんで、競馬もそうだし、野球も観に行くし、自宅では魚飼ってるし、その中に1個増えたかなっていう程度です。今も競馬の帰りなんですけど。

――勝ちました?

ひっしー 負けました、2万(笑)。

――AKB48とももクロとの違いってなんですか?

ひっしー 本気でやっとるかやってないか、ももクロにハマったのもそこです。ももクロは一生懸命さが伝わってくる。

――昨日は赤のシャツを着てましたけど、夏菜子推しの経緯というのは?

ひっしー 最初からですね。あの笑顔(笑)、それだけです。

――アイドル好きっていうのは家族や友だちに言ってますか?

ひっしー AKB48の時は言ってないですね。ももクロも最初は言わんかったけど、言っといた方が楽かなって(笑)。言った途端に、「テレビに出とったね」とか、本に載ってたらくれたり。あと、仕事の休みも取りやすくなったんです。「どうせ行くんだろ」って(笑)。

――会社の環境に恵まれてますね。

ひっしー 「ももクロのライブに行くじゃんね」ってカミングアウトしたら、その途端、会社中の人が知ってるというか(笑)。言ってよかったというのは、他の部署やよその会社にもノフがいるってのを教えてくれるんです(笑)。うちは200人くらいの会社なんですけど、ほぼ全員がボクがももクロ好きっていうの知ってるんで(笑)。取引先の会社の飲み会でも、「ゼ~ット」って言うヤツがおるぞって、課長が教えてくたり(笑)。一回紹介してくださいってずっと言ってるんですけどね(笑)。

――三河って絆強い土地柄なんですね。

ひっしー 去年から組合始めたんですけど、その頃から「あの部署のあの人もノフらしい」って情報が入って来るようになりましたよ。なんの組合なんだか(笑)。

――ライブのときの参戦服は家から着ていきますか?

ひっしー 前は現場で着替えてたけど、今は家から着ていきます(笑)。世間体ですか? まあ、洗濯物、外に干してるからね(笑)。


●涙もろいのは年齢だけじゃない。彼女たちからもらったもの


――それじゃあ、自分の娘みたいな年齢のももクロから教えられたことってありますか?

ひっしー 感動しかもらわんね(笑)。何かあるごとに泣いてしまうんですよ(笑)。

――それ、わかります(笑)。それじゃあ、もし、ももクロがこの世の中に登場しなかったとしたら、ももクロ以上にハマっていることはありますか?

ひっしー 野球かな。野球観戦が好きなんで。

――三河ということはドラゴンズですか?

ひっしー いや、千葉ロッテマリーンズなんです。マリーンズの応援って独特で、サッカーや、そういえばももクロの応援にも似てるかな。大きな声と手拍子とか、そういうノリが好きだからももクロにハマったっていうのもあるかもしれないですね。今にして思えば、ライブに行くのも野球の応援に行くのも、対象が違うだけですることは一緒なのかなって(笑)。

――じゃあ、ももクロのライブとマリーンズの試合が同じ日の同じ時間だったらどっちにいきますか?

ひっしー ライブですね(即答)。今はももクロの方が大切です(笑)。最近はももクロの遠征に行くときは、ついでを作るんです。今回も、昨日は氣志團万博で今日は競馬、明日はマリーンズ行くんですけど、それが楽しみですね。先日も幕張AEイベのあとにすぐ近くのマリンスタジアムで試合観戦して帰りました。

――最高の一日じゃないですか(笑)。年間何現場くらい行きますか?

ひっしー 当たればどこでも行きます。2年前くらいまでは、場所を考えつつ応募してたんだけど、GOUNNの時に近場が全然当たらず愛媛に当たってからは、とりあえず応募して、当たればどこでも行くようになりました。バレイベとかテレ朝イベとか、先日も仙台のTAKAHASHIに行きました。

――小さなイベントも行ってるんですね。失礼ですけど、いい年してアイドル見に地方まで遠征するのってどうかのかなって思わなかったですか?

ひっしー 全く思わないですね(笑)。

――年間いくらくらい掛かってると?

ひっしー えー、考えたくないですね。年間10現場とすると、チケだけで10万円。関東なら新幹線とホテル代含めて3万円。他はもう少しかかるけど、50万くらいじゃないですか。

 どんたくまではツイッターやってなかったんで、地方に行っても夜はひとりで飲むだけだったんで、飲食代はそれほどかからんかった。でも、それ以降は違う楽しみもできたかなあと。

――あとグッズとDVDですよね。

ひっしー そうですね。じゃあ、もう10万(笑)。

――最近、他界するノフが多いですけど?

ひっしー そいういう人はお好きなように(笑)、というか、それだけだったのかなと。他界したり推し変するのって、若い人が多いじゃないですか。きっと飽きるんでしょうね。逆に、こっちはライブ当たりやすくなるかなって(笑)。

――ももクロのメンバーチェンジとか終わりとかは考えますか?

ひっしー ももクロの終わり? 考えたことない。まあ、あるとしたら解散でしょう。だれかが抜けるとかではなく。そうであって欲しいと思います。

――それじゃあ、自分自身のモノノフの終わりは?

ひっしー まあ、生活環境が変わって、行けんくなったりしたら仕方ないのかなと。たとえば結婚したりとかね。金銭的な面が一番大きいね。

――それでは、ひっしーさんにとってももクロってなんですか?

ひっしー そうですね、「人生を楽しくしてくれる存在」、ですか。その分、こちらも全力で応援しなくちゃならないですけどね。

 * * *

 全力勝負の彼女たちが与えてくれる“感動”に応えるには、こちらも全力で返さなきゃ伝わらない。それを自ら実戦する硬派な肉体派。去る者は追わない“鋼の意志”でももクロ愛をつらぬく長身おやじノフ。ライブで前に立たれた時は、不運と思ってあきらめよう…。

【case.03につづく】

「会社にも推された四十路ノフが『ももクロ』に教えられたこと」ひっしーさん(40)の場合のページです。おたぽるは、cat連載アイドルアイドル&声優【シリーズ「ももクロと、おやじノフたちの現在地」】ももいろクローバーZインタビューモノノフ競馬の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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