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『Santa Fe』(朝日出版社)をはじめ、図書館に所蔵されている“児童ポルノかもしれない”書籍はどうなるのか……。

 今月15日から始まった、改定児童ポルノ法による“所持の制限”。これを受けて、雑誌専門図書館として知られる大宅壮一文庫でも、利用制限を開始したことがわかった。

 制限の内容について「児童(18歳未満)のヌードグラビアの複写(コピー)及び撮影はお受けしないことにいたしました」と、館内に掲示されている。同館では、専用の用紙に複写したいページを指定し、実際の複写は職員が行う形式。雑誌の書影やページの撮影も、事前に申請を行った上で専用スペースにて行う。

 この利用制限にあたっての疑問は、被写体が18歳未満か否か判然としないものの扱いだ。何度も話題に上る、宮沢りえのヌード写真集『Santa Fe』(朝日出版社)のように、“児童ポルノかもしれない”ものはどうなるのか? 先日の記事(関連記事)に記したように、出版元の朝日出版社は『Santa Fe』を「児童ポルノである」と認識しているようだが、実際に児童ポルノかは疑わしい。大宅壮一文庫は『Santa Fe』を所蔵していないものの、当時話題になった宮沢りえのヌードが掲載された雑誌の記事や広告は多数ある。

 ただ、わずかにある“児童ポルノであろう画像”を複写しに、同館にわざわざ来る人物がいるかは疑わしい。一昨年前、筆者は大宅壮一文庫に所蔵されている児童ポルノと疑わしい画像が掲載されている雑誌について記している(関連記事)。ここで筆者は「11歳の衝撃ヌード」など、扇情的な言葉が使われた記事があることを書いた。だが、この記事が出た後も、大宅壮一文庫で、あからさまに児童ポルノを求めてやってきたと思しき利用者はいないという。

 つまり、今回設けられた制限の運用も、実際に該当ページを複写しようとする利用者が現れてから、になりそうだ。

 さて、出版元が児童ポルノとの認識を示した『Santa Fe』。もし同書が本当に児童ポルノだとするなら、問題は大きく拡大する。東京都内だけに限っても、『Santa Fe』を所蔵する図書館はいくつもあるのだ。これらの図書館で『Santa Fe』を複写した場合、その図書館が児童ポルノの提供罪に問われる可能性も出てくる。

 もちろん現時点で、そうした行為で即逮捕となる可能性は低い。しかし、グレーゾーンであることは確かだ。日本図書館協会 図書館の自由委員会委員長の西河内靖秦氏は語る。

「今の公共図書館に、児童ポルノの疑いのある資料の閲覧や複写を求めてくる人は少ないでしょう。けれども、いざという時のために各図書館は議論を深めておくべきでしょう。今後(少女ヌードといった)そうした資料は歴史・文化を表すものとして、研究目的に利用されていくと考えられます。ですので、児童ポルノと疑わしい、あるいは児童ポルノとされる資料の保全についても考えていく必要があります」

「児童ポルノ」というレッテルを貼ることにより、その存在を消されてしまえば、何が児童ポルノかを知る術も失われてしまうのだ。
(取材・文/昼間 たかし)

改正児童ポルノ禁止法を考える

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レビューのほうが気になってしまった。

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