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社会思想社の死のワナの地下迷宮(画像左)と、ホビージャパンのデストラップ・ダンジョン(画像右)。

 1980年代に世界中で流行したゲームブック。中でも、イギリス国内だけでも30万部以上を売り上げた『死のワナの地下迷宮』は当時日本でも人気だった。その『死のワナの地下迷宮』の作者イアン・リビングストン氏が、日本新訳版の表紙にショックを受けているようだ。

『死のワナの地下迷宮』は、賞金稼ぎが暴君サカムビット公が考案した地下迷宮に挑むという物語。読者が選択肢を選んで読み進むことで、ストーリーが展開していくゲームブックだ。これまでに世界中で発売された本書の表紙では、目がたくさんある“芋虫と蛙と恐竜”を掛け合わせたようなモンスターが表紙を飾っている。ところが、2008年に登場した新装版では、なぜかビキニ姿の女剣士らが並ぶ表紙に激変してしまったのだ。

 ゲームブック生みの親でもあるイアン氏は今月15日、自身のツイッター(@ian_livingstone)で、“2008年の新訳版”とオリジナルであるイギリス版と同じデザインの“1985年の日本版”(以下、旧日本版)の写真をそれぞれアップ。新訳版については、「世界中の出版社は、オリジナルのイギリス版の表紙を使ってくれていたのに… 悪名高い日本版の表紙が出るまでは……」とツイートした。

 イアン氏のツイッターを見た日本のファンも、「こんな絵にされたら困惑する」「酷い」「ダサい上に気持ち悪い絵に変わった」と、イアン氏を同情する声が多数上がった。しかし、「出版社が売ろうと努力した結果」「古臭い絵じゃ売れないから、売れるようにアレンジしたんだろ」「昔のダークな雰囲気が失われるのは残念だけど、新しいファンが増える可能性はあるのでは?」など、現在の日本の市場を考え、出版社を評価する声も多かった。

 また、久しぶりに『死のワナの地下迷宮』というタイトルを耳にしたファンは「懐かしい」「昔流行ったな。そうそう、こんな絵だ」「学校で没収されたこの本を、絵が気に入って美術の先生が貸してくれって言ってきたな」と、当時を懐かしむ声も。

 さらに、「そもそもゲームブックの時点で終了」「ゲームブックの需要ってあるのか」と、ゲームブックが今の時代に売れるのかと疑問視する声も飛び交う中、「テーブルトークRPG(紙や鉛筆、サイコロなどを用いて、人間同士の会話とルールブックに従って遊ぶ“対話型”RPG)好きのライト層狙いなんだろう」と深く分析する意見も。イアン氏は困惑しているが、今回のつぶやきでゲームブックが再び日の目を見るかもしれない。

「悪名高い日本版…」名作ゲームブック『死のワナの地下迷宮』新装版表紙に著者ショック!のページです。おたぽるは、ホビー書籍イアン・リビングストンゲームブックデストラップ・ダンジョンビキニ死のワナの地下迷宮の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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