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大田区議に当選した、おぎの稔氏。

 統一地方選後半戦。今月27日開票を終えた大田区議選で、生粋のオタク趣味の議員が誕生した。今回が初出馬となる、おぎの稔氏だ。

 おぎの氏は専門学校・アミューズメントメディア総合学院卒の29歳。コミケにサークル参加し、「東方Project」のキャラクター・藤原妹紅の同人誌を頒布したこともあるという経歴の持ち主である。また、2010年、全国から注目された東京都青少年健全育成条例改定問題をはじめ、数々の表現の自由の問題に取り組んできた「コンテンツ文化研究会」のメンバーとしても、活動してきた。

 今回、おぎの氏が出馬を決意したのは、自身も暮らす大田区を改革するためだ。行政の無駄遣いを止め、子育て支援などの公約を掲げての立候補である。決して「表現規制反対」など、オタク層に関心の強いテーマを大看板にしたのではない。しかし、おぎの氏の選挙宣伝は自身の趣味と経験を反映してか、かなりユニークであった。大田区の抱える問題や自身の公約をマンガで解説したチラシを配布したのである。しかも、そのマンガを執筆したマンガ家というのが、『エイケン』(秋田書店)などで知られる松山せいじ氏と、マンガ家業のほか、アニメ『SHIROBAKO』の劇中劇『第三飛行少女隊』キャラクター原案を務めた野上武志氏という、多くのファンを持つ売れっ子だったのである。

 果たして、マンガチラシの効果はあったのか? 取材に応じた、おぎの氏は語る。

「チラシを配布していると子供たちに受け取ってもらえることが多くて、それをきっかけに“マンガでわかりやすく説明をしている人”と、地域の人に(自分の)名前を知ってもらうことができました。また、ポスティングの効果もあってか、30代、40代の方にも“マンガの人”と知ってもらえたようです」

 もともと地域の消防団に参加するなど、地域に密着する活動で多くの票を集めた、おぎの氏。マンガを効果的に利用することによって、浮動票の掘り起こしにも成功したようだ。地域密着の政策と共に「国際都市大田をジャパンコンテンツで盛り上げる。コスプレ、即売会、交流イベントの支援」など、趣味を生かした公約も掲げる。

「同人誌即売会の会場として利用される京急蒲田駅前の大田区産業プラザPiOをはじめ、大田区には多くのオタクスポットや、観光地もあります。ほかにも大田区では、まだ知られていない楽しいスポットも数多くあります。みんなが住みたく、遊びに来たくなる大田区を目指したいですね」

 さらに、おぎの氏からは、こんな話も。

「まずは5月20日、21日の2日間に、私も暮らす武蔵新田でちょい呑みフェスティバルが開催されますので、ぜひお越しください。武蔵新田の商店街は、渋くて楽しいですよ!」

 地域の宣伝も忘れない姿は、区議会議員の鑑ともいうべきだろうか。

 いよいよ、オタク世代が時代の中枢を担う時代がやってきたことを感じさせる、この当選劇。これまで、オタク文化に理解がある議員が当選したこともある。議員がコミケなど同人誌即売会に参加したこともある。けれども、コミケ参加歴ありというガチオタが議員になるという出来事は、新たな時代の到来を感じさせる。

 Twitter上では「ラブライバー」であることでも注目を集めた、おぎの氏。「ラブライバーだけでなく、提督もやっています」と、ゲーム『艦隊これくしょん』にもハマっていることを明かしてくれた。なお、嫁艦は北上様とのことであった。
(取材・文/昼間 たかし)

■おぎの稔公式サイト
http://ogino.link/

■武蔵新田ちょい呑みフェスティバル
http://www.musashinittachoinomi.com/

“マンガで公約をわかりやすく説明する人”…オタク流(!?)の選挙宣伝で、“ラブライバー”兼“艦これ提督”の区議員が爆誕!のページです。おたぽるは、その他ホビーおぎの稔オタク同人誌の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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