“ライトオタク”のエスノグラフィ(民族誌) 第1回

――昨今、耳にする言葉“ライトオタク”。“ライト”な“オタク”という、矛盾に満ちたこの言葉の定義や対象は、今もって定まっていない。旧来の“オタク”と彼(女)らを分けるものは? そもそも、オタク/ライトオタクの境界線“/” なんて存在するの? そんな疑問に一筋の光明を与えるべく、古今東西種々様々な“ライトオタク”にインタビュー! 一見してもわからないなら、百聞するしかないんです。れっつら、フィールド・ワーク!!

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今回、取材に応じてくれた都内在住のK君。

「ライトオタク」と呼ばれる人々がいる。従来のオタクたちと同様、アニメ・マンガ・ゲームなどのコンテンツを好んで消費するものの、その消費のあり方がこれまでのオタクに比べて極めて“軽い(light)”人びとを揶揄するための言葉で、特に若い世代になればなるほどライトオタクは増えているようだ。ここで「ようだ」と書いたのは、ライトオタクという言葉が、実態よりもイメージが先行する形で使われている節があるからだ。若い世代のオタクたちの間で、本当にコンテンツ消費の仕方が“ライト”になっているのか、はたまた彼らの消費の仕方はそこまで変わらないものの、何故か上の世代のオタクたちには“ライト”に映っているだけなのか。確かなことは、ライトオタクの数はどんどん増えていると言われているのにもかかわらず、我々はライトオタクについて何も知らないということである。

 本連載では、駆け出しのオタク研究者である筆者が、ライトオタクとされる人たちに会いに行き、彼(女)らの実態を明らかにしようというものである。ステレオタイプな認識を捨て、目の前にいるありのままの彼(女)らを捉えていきたい。また可能な限り、彼らのオタク的な側面だけではなく、バックグラウンドや普段のライフスタイルも含めて理解したい。80年代初頭にオタクという言葉が生まれて、すでに30年ほどの月日が経過している。その当時は若者であったオタクたちも、今や中高年に差し掛かっている。現在のオタク文化を担い牽引していく主役は、間違いなく“ライト”と揶揄されている若い世代のオタクたちである。この連載を通じて、彼らの実態を把握し、オタク文化の今後を知ることができれば、と思う。

 さて、記念すべき第1回は、ここ数年インターネット上でも何かと話題になっているラブライバーだ。ラブライバーは、アニメなどで展開される新世代アイドルプロジェクト『ラブライブ!』のファンたちを指す呼称だが、ライブやイベントでのマナーの悪さや、一般人へ迷惑をかける行為など、一部ラブライバーの極めてDQNな振る舞いに、「こいつら、ただ騒いだり目立ちたかったりしているだけなのでは?」と疑問の声が散見される。また、明確な数字として出てはいないが、ラブライバーの多くは若年層であるとされており、今回インタビューに応じてくれたK君も、都内の大学に通う18歳(インタビュー当時)だ。彼は現在実家から離れ、都内で一人暮らしをしながら大学に通っているという。

―――よろしくお願いします。まず最初に聞きたいのは、K君がいつからオタクになったのかなんだけど……そもそも、K君はオタクってことでいいのかな?

K「まあ、そうなりますね(笑)。オタクになったのは、中2か中3くらいからです。本屋さんで見つけた『迷い猫オーバーラン!』(集英社)っていうライトノベルにハマったのがきっかけでした。オタクになってからはずっと『閉塞的な島から出たい。そして何よりもアキバに行きたい』って欲求を募らせていました(笑)」

―――「島」ってことは、どこかの離島出身だったりする?

K「はい、一応は同じ都内なんですけど、八丈島の出身です。小学生の時に八丈島に引っ越してから、大学でこっちに出てくるまでずっと島育ちです」

―――八丈島には行ったことがないのだけど、同じ離島を舞台にしたマンガ『ばらかもん』(スクウェア・エニックス)みたいなイメージを抱いちゃっても大丈夫?

K「あ、まさに『ばらかもん』みたいな生活ですよ(笑)。島にはコンビニはなくて、お店のほとんどは夜8時には閉まっちゃいます。小学生で転校した時はまったく泳げなかったんですけど、そのことを同級生に伝えたら、海に連れて行かれて突き落とされました(笑)。それから泳げるようになって、島にいるときはよく海でも遊んでましたね」

―――結構アウトドアな遊びをしてたんだね。島にいるときはオタク的な遊びはしてなかったの?

K「島は都内なんでTOKYO MXの電波が入って、『STEINS;GATE』や『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』など、アニメはたくさん見てました。絵を描いてPixiv上げたりも。あと、遊戯王カードを高校生の時までやってたんですが、同級生でやってる人があまりいなかったので、島の小学生たちと対戦してました(笑)」

―――なるほど。カードゲームで対戦するにしてもアキバとかに行けば対戦スペースとかがあって相手を見つけやすいけど、離島じゃそれも難しいよね。

K「そうなんです。(上京して)好きなグッズも自由に買えるし、同じ趣味の友達とも出会えるし、今の生活は楽しいです」

「ラブライバーは“民度”にとても気を使ってる」離島からやってきたラブライバー【“ライトオタク”のエスノグラフィ】のページです。おたぽるは、cat連載ホビー連載ライトオタクのエスノグラフィラブライブ!の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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