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盛り上がるe-Sports。日本では、かつて「闘劇」といった大会などが催されており、開催が迫る「闘会議2015」にも注目が集まる。(画像は闘会議2015公式サイトより)

 今や決してマニアだけの世界ではなくなり、ワールドワイドな人気を獲得しているe-Sportsだが、ポピュラーになる過程でさまざまな動きが起こりはじめているようだ。先日は米大手の芸能事務所が人気プロゲーマーたちのマネジメントに乗り出したことが話題を集めている。今後、e-Sportsの人気プロゲーマーはハリウッド俳優並みの扱いを受けることになるのか――。

■ハリウッド映画やプロスポーツと肩を並べたe-Sports

 ゲーム情報サイト「Games Industry」などによれば、ハリウッド俳優や人気ミュージシャン、一流スポーツ選手らのマネジメントを手がける国際的な芸能事務所「William Morris Endeavor Entertainment(WME)」は先頃、プロゲーマーの組織である「Global eSports Management(GEM)」を吸収合併したという。

 ゲーマーの組織であったGEMは2013年に設立されたばかりだが、登録リストには既に人気選手や有名なゲーム解説者が名を連ねており、これまでに数々のゲームイベントも主催している。一方、芸能事務所のWMEは“世界的なエンターテインメント企業”であると自認しており、その子会社には米国でスポーツビジネスを手がける「International Management Group(IMG)」も抱えている。

 吸収合併に要した買収金額は公表されていないが、今回の件で、世界中の大会で活躍するe-Sports選手たちの人気と収益力に、以前からマネジメント会社が注目していたことが明らかになった。記事によれば、2013年に行われた大会「League of Legends World Championship」決勝戦は、ネットなどをメインに3200万人が視聴したといわれ、この数字は同年のバスケットボールのNBA決勝戦や、野球のMLBワールドシリーズよりも多い観戦者数だということだ。昨年、14年の同ゲーム大会の視聴者数は2700万人とやや減少したものの、ライブ中継時の視聴者数は一昨年の850万人から1100万人に増えたという。ちなみに昨年の同大会優勝チームに与えられた賞金は100万ドル(約1億1800万円)だ。芸能事務所が注目するのも当然かもしれない。

 今回に先んじて、米アマゾンの傘下でゲーム動画配信の最大手「Twitch」も昨年12月にe-Sports運営の代理店「GoodGame Agency」を買収しており、これによってWMEの動きに拍車がかかったといえるだろう。ハリウッド映画製作やプロスポーツのゲームと同一視されるまでになったe-Sportsは、いったい今後どこまで規模を拡大していくのか……。

■メジャー化に伴う負の側面も

 まだまだ右肩上がりで人気の高まりを見せているe-Sportsだが、そこで動くマネーが増えることで憂慮すべき出来事も散見されるようになった。いわゆる“八百長試合”疑惑である。

 ニュース情報サイト「Daily Dot」の今月16日掲載の記事は、昨年8月21日に行われたe-Sports大会「CEVO Professional Season 5」において、実績のある有力チーム「iBUYPOWER」の選手たちが八百長試合を行っていたことを、証拠を提示しながら断言している。

 この選手たちは「賭けサイト」に自分たちが出場する試合に賭け金(ゲーム内アイテム)を投じていたことがわかり、賭けのリターンを計算して故意に負けたということだ。賭けで獲得したゲーム内アイテムをいったん電子マネー(Steam Wallet)に交換すれば、後日何らかの手段で現金化できるといわれている(もちろんSteamの利用規約上は、現金化は不可)。この記事を受けて、先日、大会主催者側は今後このチームの7人の選手の大会出場禁止処分を発表している。高まるe-Sportsの人気を背景にしてか、ここ一年ほどでほかにも八百長試合がいくつか発覚しており、該当する選手の契約が打ち切られたり、今回のように大会への出場禁止処分を受けたりするなどの措置が取られた。メジャー化に伴う負の側面が現れてきたことになるが、今後はおのずから厳しい監視と検証の体制が整えられることになるだろう。

 負の側面も目立つ一方、e-Sportsをめぐる活発な動きはほかにも着実に進んでいる。イギリスのゲーム情報サイト「MCV」は新たなe-Sports専門情報サイト「eSports Pro」を来月からスタートさせるとアナウンスしている。配信開始前後には、e-Sportsの基本的な理解を手助けする特集連載記事も予定されており、初めてe-Sportsに触れる人々に向けても広くアピールしているようだ。

 そしてもちろん日本でも、e-Sportsは盛り上がりを見せている。今週末の1月31日と2月1日に千葉・幕張メッセで開催される「闘会議2015」では、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』をはじめ、『ウルトラストリートファイターIV』『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』などの人気対戦格闘ゲームで国内トップゲーマーの熱い闘いを観戦できると共に、当日参加できるゲームイベントも目白押しだ。ともあれ今後もe-Sportsの動向に引き続き注目していきたい。
(文/仲田しんじ)

【参考】
・「GamesIndustry」
http://www.gamesindustry.biz/articles/2015-01-23-sports-and-hollywood-focused-talent-agency-acquires-e-sports-group

・「Daily Dot」
http://www.dailydot.com/esports/match-fixing-counter-strike-ibuypower-netcode-guides/

・「闘会議2015」
http://tokaigi.jp/

ほか

ゲームの八百長試合で処分も!! アメリカ大手芸能事務所も本格参入――加熱するe-Sportsの動向のページです。おたぽるは、その他メーカーゲームe-sports闘会議の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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