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『ウルトラマン Vol.1』(バンダイビジュアル)

『スワロウテイル』、『リリィ・シュシュのすべて』、『花とアリス』などの作品で知られる映画監督・岩井俊二が、新旧洋邦の名作を題材に映画の魅力に迫る『岩井俊二のMOVIEラボ』(Eテレ)。その1月15日放送分では「特撮」をテーマに、庵野秀明、樋口真嗣をゲストに迎え、さまざまな角度からトークを繰り広げました。

■ウルトラマンがやられていると興奮する!?

 庵野監督にとって思い入れがある特撮作品は、1966~1967年にテレビ放送された初代『ウルトラマン』だといいます。このウルトラマンのデザインですが、番組曰く当初のコンセプトは正義の“モンスター”。しかし、それでは敵の怪獣と見分けがつかないと、コンセプトを宇宙怪人にしました。そして、美術デザインを担当した円谷プロの成田亨が体にフィットした宇宙服とヘルメットをベースとしたマスクデザインを考案。そのデザインのポイントは、広隆寺・弥勒菩薩像のアルカイックスマイルをモチーフにした口元、ロケットから想起される銀色のボディカラー、火星の表面をイメージした赤いラインの3つだそう。そんなウルトラマンのデザインについて、庵野監督と樋口監督の二人は、中性的でエロティックであるといい、庵野監督の「ウルトラマンがやられているときに興奮する友達もいた」という話も飛び出しました。

■アメリカと日本の特撮技術の違い

 アメリカと日本はそれぞれ違う特撮技術を進化させていきました。まず、ハリウッドに目を向けると、特撮映画の先がけであるコナン・ドイル原作の恐竜映画『ロストワールド』。1925年に制作されたこの作品は、ストップモーションアニメーション(コマ撮り)で撮影されたもので、その5年後に公開された大ヒット作『キングコング』にもコマ撮りの手法が用いられています。その後、『ロストワールド』『キングコング』を手がけた特撮クリエイターのウィリス・オブライエンの弟子であるレイ・ハリーハウゼンが実写とコマ撮りを合成し、リアルな映像に仕上げた『シンドバット7回目の航海』が発表されるなど、ハリウッドはコマ撮りから技術を発展していきました。

 その一方で、日本はミニチュアで街などを再現する技術に長けており、番組曰く、1942年に公開された『ハワイマレー沖海戦』を見たGHQが、その緻密でリアルなシーンを実写だと信じて疑わず、フィルムを接収したといいます。さらにその後は、1956年に公開された日本初のカラー特撮映画『空の大怪獣ラドン』が円谷英二によって製作されています。この作品は風によって屋根の瓦が飛んだり、電車が吹き飛ばされるシーンなどがミニチュアによって再現。樋口監督が言うには、光線で破壊するほうが現場の効率としては簡単で、風で吹き飛ばすという撮影はものすごく大変だとか。

 ハリウッドはコマ取り、日本はミニチュア再現と、特撮技術においてそれぞれ違った道をたどった両国。また、日本特撮技術のもう一つの特徴は怪獣をスーツアクターが演じることです。庵野監督曰く、経済的な理由からこのような違いが生まれたといいます。コマ撮りには、膨大な時間と費用を費やすとのことです。

■『ジュラシックパーク』のCGは全体の1/4

 今では、多くの作品に用いられているCG技術。1990年代にアメリカで『ジュラシックパーク』などが公開されると、CGが台頭する時代に突入しました。しかし、その『ジュラシックパーク』について、樋口監督は「CGは全体の1/4くらいでは」と言います。同作の恐竜は、CGで再現されているとこもあれば、シーンによって腰から上、顔などはロボットや着ぐるみを使い撮影されました。番組では、CGクリエイターが3Dモデルを作り、コマ撮りのアニメーターが映像とリンクする人形で動きを付けるという作業、NASAの技術者がかかわったクオリティの高いロボットも撮影に使っていたと紹介しました。

■CGを一切使わなかった『巨神兵東京に現る』

 番組の後半では、庵野監督が館長を務めた2012年開催の「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで観る昭和平成の技」で、樋口監督が撮影を担当した『巨神兵東京に現る』のメイキングも紹介されました。一見、フルCGに見えるこの作品。実はすべて特撮技術で撮影されたもの。巨神兵はそのフォルムから中に人が入ることができないので、人形浄瑠璃のように3人のアクターが外から動きをつけているのです。樋口監督は「なんでトトロにしてくれなかったんだ。トトロだったら中に人が入れたのに」とグチをこぼしましたが、庵野監督は「樋口が受けてくれなかったらこの話はなし(にしていた)」というほど、信頼を寄せているようでした。

 最後に、特撮に惹かれる理由を「頭の中のイメージと現実が地続きになっているところ」と語った庵野監督。こういった監督たちのコメントや解説を聞いてからあらためて作品を観ると、いろいろな発見がありそうです。

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