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ドラえもん(小学館)6巻。

 現在公開中の3DCG映画『STAND BY ME ドラえもん』がヒットを飛ばすなど、国民的な人気を誇っている『ドラえもん』(小学館)。そんな『ドラえもん』の裏話や作者の藤子・F・不二雄(以下、F)のエピソードなどが、9月8日放送の『噺家が闇夜にコソコソ』(フジテレビ)で明かされた。

 人気落語家たちが話題のニュースなどを取材し、その内容を元にした「噺」を披露する同番組では、落語家・立川談笑がFの人となりを探るため、『まいっちんぐマチ子先生』(学習研究社)の作者・えびはら武司を取材。えびはらはFの元アシスタントで、一番弟子として知られる人物。談笑はえびはらの話を元に、Fについての「噺」を披露する。

『オバケのQ太郎』(小学館)で大ヒットを飛ばした藤子不二雄は、この作品でコンビを解消。その後、藤子不二雄A(以下、A)と藤子・F・不二雄に別れて活動することに。それでも、スタジオやアシスタントは共有していたという。『笑ゥせぇるすまん』(中央公論社ほか)などで順調にヒット作を生み出していたAに対し、Fは少年誌ではなく、当時、少年誌よりも格下にみられていた「小学一年生」などの学習雑誌で『ドラえもん』(共に小学館)を連載。ところが、今では考えられないが、連載当初はまったくの不人気。一応、アニメ化はされたものの、半年で打ち切りとなり、連載の継続も危ぶまれたとか。えびはらによると、『ドラえもん』の不人気を受けて「自信はあるけど人気はない」と、Fは大いに悩んでいたという。

 そんなFと『ドラえもん』に転機が訪れたのは、“コミック(単行本)ブーム“。雑誌連載の人気作品が相次いでコミック化され、そのうち単行本化する作品が不足するようになった。そこで、学習雑誌で連載していた『ドラえもん』が、“しょうがなく”6巻限定で単行本化されることになったという。ここで談笑が披露したのが、その単行本6巻に収録された“幻の最終話”。未来に帰らなければならなくなったドラえもんを安心させるために、のび太がジャイアンに立ち向かい、ケンカに勝つという有名なストーリーだ。この話で『ドラえもん』が学習雑誌読者以外の人の目に留まるようになると、一気にブレイク。その後、再びアニメ化され、現在にまで至る大ヒットになったといういきさつが明かされた。

 また、えびはらによると、当時の藤子スタジオは、日曜休み、ボーナスあり、残業なし、社員旅行ありの超絶ホワイト企業だったという。しかし、恵まれ過ぎた環境に浸っているとダメになってしまうと考えたえびはらは独立を決意。Fに引き止められもしたが、最終的にはFの「人間にはトラブルがある。その困難をそれぞれがいろんな方法で乗り越えていくことによって、人間は成長する」という考えから、自らの元を去っていくえびはらを応援するようになったという。

 今回、談笑の口からFのエピソードと共に語られた『ドラえもん』“幻の最終話”。「みんなのそばにもドラえもんはいる」というFの言葉やその人となりを知った上で聞くと、より人情味たっぷりで一味違う物語として響いたのではないだろうか。

ドラえもん (7) (てんとう虫コミックス)

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「帰ってきたドラえもん」はこちら。

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