『フロイトシュテインの双子』双子のヤンデレっぷりに萌え殺される正当派ホラーの画像1
フロイトシュテインの双子』(うぐいす祥子/集英社)。

※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

 2010年11月から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)の増刊枠で発行されてきた「週刊ヤングジャンプ増刊 アオハル」。今日マチ子、水あさとなどのマンガ家がラインナップされ、本誌とは一線を画す魅力を放っていた。「週刊ヤングジャンプ」は「週刊少年ジャンプ」の読者が成長した後に読むことを想定しているためか、作品のテイストは、やっぱり努力に友情、勝利、そしてお色気が強めである。けれども、やっぱりそっちの方向に成長しない読者もいる。なので、そうした読者を想定した増刊の発行は連綿と続いてきた。1994年から発行されていた「ヤングジャンプ増刊・漫革」なんかはまさにそれで、駕籠真太郎の作品までもが掲載されていたほどである。

 さて「アオハル」もまた、新たな方向の読者を狙ったのか、作品は青春テイストで、オタクあるいはサブカルよりの要素が強いという風に見受けられられた。その中で、異彩を放っていたのが、うぐいす祥子の『フロイトシュテインの双子』だ。なんか、微妙にひばり書房の恐怖マンガとか『エコエコアザラク』(秋田書店)っぽいテイストの作品。面白いけど、なんでこの雑誌に掲載されているか、首をかしげるものであった。

 今回、発売された表題作『フロイトシュテインの双子』などを収録した単行本を読んで納得したのは、作者も同様の気持ちを持っていたこと。作者はあとがきで「とても爽やか且つお洒落な雑誌」なので自分の作品が掲載されるたびに「健全な読者の方々から苦情や批判が数多く寄せられたといいます(※実話です)」と記している。

 いや、わざわざ苦情まで寄越すということは、それだけインパクトがある。あるいは「嫌だけど読んじゃう」作品ということなんじゃなかろうか。

 いったいこのマンガ家は何者なのかとネットを検索してみて、また驚いた。『死人の声をきくがよい』(秋田書店)のひよどり祥子と同一人物なのね!【編注:元々“うぐいす”名義だったが、『死人~』では“ひよどり”名義となっている】

 ひよどり→うぐいす……成長していることの自負だったのか。……のか?

 さて、表題作の「フロイトシュテインの双子」は、バイト代に釣られて可愛い男女の双子の家庭教師になった大学生との間で展開する物語だ。この双子、とにかく「汚れなき悪戯」を繰り返す。主人公の髪の毛を抜いて呪いの人形を作る。さらには、主人公が清い身体=童貞なので邪神を召喚する材料に……。挙げ句の果てに邪神に喰われてしまった主人公は、双子の父親が「世界最高の黒魔術師」だったおかげで、ゾンビとして復活するのである。

 いや、もうね、古典的なホラーの要素満載で、ワクワク感が止まらない! 主人公以外、みんな常識のタガが外れているのに、正常なのも素敵すぎる。おまけに、ゾンビにされて散々酷い目に遭いながらも、主人公は双子が危ない目にあった時には「君たちが無事でよかった」と喜ぶ、相当イイヤツ。それに、照れる双子のヤンデレぶりには思わず「萌え殺される」ところであった……。

 とにかく満載のグロシーンも、古賀新一や早見純あたりの系譜を引く正当派だ。

 作者本人が、ブログでこの作品について「もしアオハルの編集さんに声をかけていただいてなかったら、自分は今頃スーパーの手練レジ打ちとして大成してたかもしれません」とか、やたらと笑いを取りにいける思考なのも見事! まだまだ続編を描いてもらいたい!
(文/ビーラー・ホラ)

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