※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

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スイッチウィッチ第1巻(秋田書店)。

 テレビアニメも話題になった『pupa』(アース・スター・エンターテイメント)に続く茂木清香の新連載『スイッチウィッチ』(秋田書店)の単行本第1巻が発売となった。

 女性マンガ家の描くグロ描写は、時として男性マンガ家のそれよりも残酷になるもの。茂木のすごさは、それよりも高次にある。グロいだけでなく、エロいのである!

 前作『pupa』は、怪物に変身してしまう身体となり空腹になると人間の肉を求めて止まなくなった妹に、不死身の再生能力を持ってしまった兄が自身の身体を喰わせる展開。「究極の兄妹愛」とか銘打たれていたけれど、どうみても近親相姦です……本当にありがとうございました。同作は昨年秋からアニメ版のテレビ放映も決まっていたが、諸事情で冬までズレ込んだとか。それほどグロとエロが容赦なく展開する作品だ。

 その茂木の新たな連載作である本作は、いきなりヒロイン・若葉が初潮を迎えるところから幕を開ける。この時点で「いったいどんな話なのか!」と作品世界に吸い込まれてしまうのは必然だろう。

 そして、第一話は、若葉が幼なじみの男子から告白された直後にスピーカーから「つぼみ法施行」という謎のメッセージが繰り返され、男子が目の前で胴体を真っ二つにされて死ぬところで終わる。この時、「リア充共ざまぁwwww」というどす黒い感激とその後の展開への期待が渦巻いた、どうしようもない感覚を得たのは筆者だけではないはずだ。

 そして、物語は舞台となる世界が戦争後の世界であり、遺伝子操作を受けた第一世代の子・第二世代の芽を摘み取るための手段が「つぼみ法」であることが徐々に明らかになっていく。その凄惨な物語の中で、第二世代を狩る大人はウサギのぬいぐるみに身を包んでいたりと、読者を異常な世界に引きずり込む仕掛けに事欠かない。おまけに、能力の遺伝しなかった同級生たちは異常を感じながらも日常を過ごしているが、能力が発現した若葉の姿を目撃し「人殺し!」と罵声を浴びせる。ここまで来ると若葉が可哀想すぎて、またどす黒い何かが湧き出て止まらなくなる。

 作者のサイトによれば、茂木氏は武蔵野美術大学を卒業した経歴の持ち主。表紙のカラーの塗り、大ゴマの執拗な書き込みの美麗さは、経歴からも納得できる。でも、それ以上にアート系インテリ女性マンガ家が、日々この異常で凄惨な世界を描き続けている姿を想像すると、さらにゾクゾクする感じが止まらなくなるのだ。『pupa』でも存分に味わうことができた血塗られたエロスの感覚が、本作でさらに先鋭化することを期待してやまない。
(文/ビーラー・ホラ)

文字通り初潮の血に塗れたエロス…『pupa』に続く期待作『スイッチウィッチ』のページです。おたぽるは、マンガ&ラノベ作品レビュー漫画pupaスイッチウィッチ茂木清香の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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