――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労……。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『M3~ソノ黒キ鋼~
第13話「獣ノ咆哮」

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M3~ソノ黒キ鋼~公式サイトより。

【今週の極私的見どころ!】
 今回の何がいいって、鷺沼アカシ(CV:松岡禎丞)を助けたマヴェスが新しい機体・ギュールズだったこと。これが過去の遺物や意味深な謎の機体だったら、面白くなかったのではないかと思います。そして、ラブコメ展開かと思われたアカシ&出羽ササメ(CV:小岩井ことり)の恋は成就せず。あんないい雰囲気だったのに、自ら望んでリムになっちゃったって……アカシも浮かばれませんね。ただ、ありがちな恋愛展開にしなかったことで作品の面白味は増した気がします。これからも予測を裏切る展開を期待しています!

【今週のおすすめ度】
★★★☆☆
(前回のあらすじはこちら

 鷺沼アカシのピンチに駆けつけたマヴェスには、なんと真木ミナシ(CV:柿原徹也)が搭乗していました。パイロットがミナシだと気づいたアカシは、最悪のシナリオに思い至ります。新しいマヴェスが起動しているということは、新しいリムがいるということ。その候補に思い当たるのは、ただ一人――屍鋼化が進行していたササメだけです。
 
 ミナシは放心するアカシを、「キミを生きて帰すことがササメとの約束。だから逃げろ」と叱咤します。ただ死ぬより心だけでもアカシのそばに、そう願ったのはササメ自身でした。しかしアカシは、「ササメがリムになるのを黙って見てたのか!」とミナシを責め立てます。そんなアカシにミナシは言います。

 ミナシ「ササメの心はもう決まってたんだ。どうしてあんな(アカシがササメを守るなんて)守れもしない約束をしたの?」

 はっとするアカシ。脳裏には、「一番質が悪いのは、優しくもないのに優しいふりをするお前みたいな奴だ」と言った伊削ヘイト(CV:村瀬歩)の言葉が響いていました。破先エミル(CV:日笠陽子)に続き、初めて愛した少女・ササメまで失い、アカシの心には憎しみが膨れ上がります。早く無明領域を出るよう促すミナシを無視し、アカシは躯に襲いかかっていくのです。

 このシーンに笑いどころはないはずですが、ヘイトがいなくなって落胆していた視聴者たちはアカシの顔芸――もとい怒り顔に歓喜&爆笑! ネットでも「キャラデザインの本気を見たww」「主人公がしちゃいけない顔だからwwww」とコメントが寄せられました。また、「どうしてササメの心をわかってやろうとしないんだよ」とアカシの暴走を責めるミナシに、視聴者は「どうしてアカシの心をわかってやらないんだ、ミナシ」とコメント。アカシへの同情票が集まりました。

 アージェントと共振するも躯に敵わないアカシは、「自分こそがいらない存在」だと自殺まがいに躯へ向かっていきます。そんなアカシの心を察したアージェントは緊急停止。リムである兄にも見捨てられたと思ったアカシは、死を受け入れようとします。しかし、そんなアカシを守ったのはササメ。束の間の逢瀬で絶望から這い上がったアカシは戦う意思を取り戻し、アージェントもそれに応えるように再起動! 一気に共振率が振り切れ、アージェントは今まで見たこともない赤い光に包まれていくのです。

 その様子を悲しげに見つめていたミナシ。突如聞こえたエミルの声に驚くと、セーヴルがゆっくりと近づいてくるところでした。「このままじゃ死神から人に戻れなくなる」との呟きに、ネットでは「つまりエヴァの暴走モードか」と視聴者がコメント。エヴァ同様、搭乗者の精神状態が心配になる描写でした。
 
 狂ったように躯を攻撃するアカシでしたが、聞こえてきた躯の歌に動きを止めます。歌っていたのは、ササメそっくりのあの少女でした。少女が躯に触れ何事かを呟いた瞬間、躯は大量の屍鋼となって霧散。アカシを守ったかのように見えたものの、霧散した屍鋼の粒子は無明領域を越えて町を覆い尽くしていきます。少女は最後に躯の赤いコアを抱きしめると、穏やかな笑顔で真っ赤に光るアージェントを見上げるのでした――。


 どうなるかと思った第13話。いい感じにまとまっていたのではないでしょうか。ただ、エンドロール時に視聴者のつぶやいた言葉には思わず納得。「来週はサードインパクトでも起こすの?」ええ、ごもっとも。そこかしこに『新世紀エヴァンゲリオン』との類似点が見えて、ついつい突っ込みたくなりますよね。視聴者から多かったコメントは、「ヘイトより断然ミナシがウザイ」「このアニメ、主人公に厳しすぎる」「ササメもヒドイ」とアカシへの心遣い。これまでアカシは人気がないのかと思っていましたが、意外に愛されていたのかもしれません。

 また、無明領域の拡大にも飄々としていた夏入(CV:飛田展男)が妙に気になります。何を企んでいるのでしょうか? 次回もやっぱり、夏入はキーパーソンになりそうです。
(文/牧野絵美)

『エヴァ』に似てる? ありがちな恋愛展開を裏切って、面白みが増してきた『M3~ソノ黒キ鋼~』のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューM3~ソノ黒キ鋼~日笠陽子松岡禎丞の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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