「飛撮仕事人!の飛行機撮影の世界」第9回

──飛行機マニアとひと口に言えど、その楽しみ方は実にさまざま。機体に乗ることを楽しむファンもいれば、各パイロットのファンにグッズ収集マニア、エンジン音マニアなど、幅広い。そこで、ここでは最も身近な“飛行機写真”の世界を覗いていただこう……。

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ヒコーキも止まっているシーンであればどのカメラでもOK。
WEB用途であればそこまで画質を気にする必要もないが、コンパクトデジタルなどは
イメージセンサー(撮像素子)のサイズが基本的に小型であるため印刷では不利になることが多い。

#ヒコーキ撮影に適したカメラやレンズは?

 さて、今回よりヒコーキ撮影の実践的内容をちょっとずつお伝えしたいと思いますが、撮影といえば当然、道具が必要です。まずはヒコーキ撮影に適した“カメラ選び”を解説していきましょう。

 一口にカメラと言っても、世の中にはいろいろなカメラがあります。一眼レフカメラからスマホのカメラ、写ルン◯すから胃カメラなどなど……。ここでは、家電量販店などで普通に売っているカメラを対象としますが、ヒコーキ撮影に最も適すカメラといえば、やはり、現在はデジタル一眼レフカメラということになるでしょう。理由として、レンズ交換式であることや、“動きもの”に適したスペックであることが挙げられます。ヒコーキ撮影では、撮影ポイントごとに機体までの距離が違うので、その場所によって適したレンズへ交換できるというのがメリットとなります。また、動きの速い被写体に対し、対応しやすい性能や機構が組み込まれている点が、ヒコーキ撮影に適しているといえます。

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どのカテゴリにもエントリー機種からハイエンド機種まであるため
一概には言えないが、ヒコーキ撮影に適している点などを図にするとこのようになる。
(※画像をクリックすると拡大します。)

 ただ、携行性の面では、やや不利でしょうか。本体とレンズをいくつも持ち歩くとなると、大きな荷物となってしまう場合があります。そんな、一眼レフカメラにある携行性の不利を少なくしたのがミラーレスカメラ。その名の通り、一眼レフカメラからミラー機構を除いているため、軽量化やコンパクト化が容易になります。レンズ交換も専用レンズのほか、一眼レフカメラのレンズが使用できる機種も存在。デジタル一眼レフカメラと同等のイメージセンサー(撮像素子)を持ち、画質の面でも同等の性能を発揮する機種が数多くあります。しかし、軽量コンパクト化に寄与してきたミラー機構の排除が、離着陸など動きの速いシーンを撮影することのあるヒコーキ撮影においては不都合を感じる可能性も。近年、ミラーレスカメラに力を入れているメーカーも多く、この点は改善傾向にありますが、シャッタータイムラグなどの性能はよく見ておきたいところです。

 最後に、コンパクトデジタルカメラも紹介しておきましょう。俗に言う“コンデジ”ですが、レンズ一体型で軽量コンパクトな機種が多く、携行性の面ではピカイチと言えます。しかし、軽量コンパクト化のためイメージセンサー(撮像素子)に小型のものを採用している機種も多く、前述の2つのタイプに比べ、画質に物足りなさを感じるかもしれません。また、シャッターを押してからのレスポンスや露出設定が細かくできない機種があるなど、ヒコーキ撮影においては不利な面もあります。ただ、これも前述の2つのタイプと比べてのことなので、ブログやFacebookなど、ウェブ上での掲載が主体で、動いているヒコーキをあまり撮らないというのであれば、それほど不都合に感じることはないかもしれません。機内で撮る際などは、むしろそのコンパクト性能が発揮されるでしょう。

 以上、3タイプのカメラをオススメ順に説明しましたが、基本的に、紹介順が価格も高い順になっています。もちろん、最初からオールマイティーに活躍してくれるデジタル一眼レフカメラを購入するのも良いですが、まずはスマホに付いているカメラなど、今あるカメラでヒコーキ撮影に行ってみるのもいいと思いますよ。さまざまなシーンを撮影してみて、不都合を感じる部分があった時、そこで初めて新しいカメラのことを考えてみても、遅くはないと思います。ヒコーキ撮影をバリバリやりたいという人は一眼レフ、旅の最中にちょっと撮りたいという人はコンパクトデジタル、ちょうどその中間という人はミラーレスと、自分のスタイルに合わせた1台をお選びください。


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CANON EOS1DX EF400mm f/2.8L IS II + EX1.4 SS 1/30 f2.8 ISO6400
夜の離陸シーンなど厳しい条件ではやはり一眼レフが有利。
ピントの合うスピードも早く、光学ファインダーで被写体を追いかけながら
シャッターを連写することが可能だ。




●A☆50/Akira Igarashi

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フリーフォトグラファー兼グラフィックデザイナー。イカロス出版の発行する「月刊AIRLINE」「航空旅行」などで航空写真の連載記事制作などをおこなうほか、カレンダー撮影、航空会社の広告撮影などを担当。仕事でもプライベートでも飛行機撮影を行う生粋の飛行機好き。写真家として活動するだけでなく、DTP/WEBデザイナーやライターとしても活躍中! ガンダ◯好きだがニュータイプにはほど遠い。

AIRLINE (エアライン) 2014年8月号

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