――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労……。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『M3~ソノ黒キ鋼~
第8話「無謀禁域」

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M3~ソノ黒キ鋼~公式サイトより。

【今週の極私的見どころ!】
 意外にまともな感覚を持っていた小さい頃の伊削ヘイト(CV:村瀬歩)に思わず同情してしまいました。あんなに精神のもろい子だったのなら、今の壊れ方も納得です。ネットでは、鷺沼アカシ(CV:松岡禎丞)の兄・鷺沼アオシ(CV:檜山修之)と阿倉カサネ(CV:前田愛)のエロシーン(?)に注目が集まったようです。ある意味、本能的で一番記憶に残りやすい思い出なのかもしれませんが……なんだかあざといサービスカットでした。

【今週のおすすめ度】
★★☆☆☆
(前回のあらすじはこちら

 10年前、アカシの兄・アオシが搭乗していた調査機ヴェス・白銀(しろがね)に積んでいたレコーダーが、無明領域内で発見されました。どういうわけかレコーダーはイマシメの黒い結晶・屍鋼(しばがね)の影響を受けず、この10年、正常に動作していたようです。そのレコーダーを回収するため、チーム・ガルグイユに作戦が言い渡されます。思考の同調が無明領域の精神浸食を避けるのに有効とされていることから、無明領域への突入人員はマヴェスに搭乗できるアカシとヘイトが選ばれるのです。

 レコーダーが回収されれば、無明領域調査は進歩する。それをわかっていても、阿倉カサネはアカシにレコーダーを探しに行かせることに反対します。アカシ自身にも「マヴェスに乗りたくなければ降りてもいい。無明領域に行きたくなかったら行かなくていい」と訴えますが、アカシは「アオシがイマシメとなって出てきたら、ちゃんと俺が倒します。跡形もなく」とどこか嬉しそうに告げるのです。それにしても、アカシがこれほどまで兄を嫌う理由ってなんでしょうね。納得できる設定があればいいのですが……中途半端な理由が明かされそうで恐いです。

 作戦前夜、出羽ササメ(CV:小岩井ことり)は「夢でアカシが会いたがっていたのは自分ではない」と伝えるためアカシに会いに行きます。しかし、結局何も言えないままアカシを無明領域へ送り出します。ササメの腕には、死んだ破先エミル(CV:日笠陽子)と同様、屍鋼が付着していました。ネットでは「女キャラは死んで死神(マヴェス)になるのか?」との予測が飛び交い、「女性脚本家のシナリオは、美人ほど早く死んでいく……」と哀しみの声が上がりました【編注:シリーズ構成が岡田麿里】。ササメもやっぱり死んでしまうのでしょうか?

 迎えたレコーダー回収作戦の当日、アカシが搭乗したマヴェス・アージェントとヘイトが搭乗したマヴェス・セーブルは、無明領域内まで貨物列車で運ばれていきます。水と油のような2人ですが、セーブルの頭脳であるエミルの意思によってアカシを傷つけられないヘイトは、憎まれ口を叩きつつもそれなりに連携行動を取っていました。

 しかし目的地の近くまで来た頃、2人はお互いに一人ぼっちで真っ黒な街の中を進んでいることに気づくのです。アカシが迷子になったとバカにするヘイトでしたが、足元に落ちていたクマのぬいぐるみを見て様子が急変。それは幼い頃、この場所でヘイトが落としたものでした。ぬいぐるみはヘイトにとって孤独と恐怖の象徴で、それこそがずっとヘイトの探し求めていたものだったのです。本人が忘れていたその場所にヘイトを導いたのはエミル。泣いて喜ぶヘイトでしたが、その孤独な思いに共鳴して屍鋼が集まってきます。集まった屍鋼は、ぬいぐるみを媒体としてイマシメに変化しました。

 一方、アカシは目的のレコーダーを探すため一人無明領域内を彷徨っていましたが、目的のものはなかなか見つかりません。そんな時、ふと機体へ頭を預けたアカシの脳にアオシの記憶が流れ込んできます。幼いアカシの姿、カサネと過ごした甘い時間、無明領域内の躯との闘いで息絶えた瞬間――。アカシはこの死神・アージェントにアオシの記憶が組み込まれていることを知ります。そして、アージェントはレコーダーのある正確な位置をアカシに教えるのです。

 アージェントに初めて搭乗した時から感じていた拒絶感は、アオシの記憶への拒絶だったと気づいたアカシ。徐々に精神崩壊を起こしていくアカシの目の前でレコーダーは屍鋼に覆われ、やがて死神・アージェントにそっくりなイマシメに変化したのでした――。


 うーん。面白くないとは言いませんが、ストーリーが間延びしている回でしたね。ネットでも「話のペースを1.5倍ぐらいにしたら面白いのに」「1クールの話を2クールに引き延ばしているように感じる」と、視聴者たちはこの遅いスピード感に疲れているようでした。また、「ここまで全話見てきて印象に残っているのはエミルとヘイトだけ」「ヘイトがいなくなったら話が進まなくなりそう」など、ヘイト以外のキャラの存在感が薄いと訴えている視聴者が多かったように思います。

 良い評価が少ないにもかかわらず、不思議と視聴者数は多い『M3~ソノ黒キ鋼~』。何かが起こりそうと期待しているファンのためにも、そろそろ「次回が気になって仕方がない!」と思える展開になっていただきたいところです。
(文/牧野絵美)

「美人ほど早く死んでいく…」ヒロインの死亡フラグに戦々恐々『M3~ソノ黒キ鋼~』のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューM3~ソノ黒キ鋼~の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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