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NHKの連続テレビ小説花子とアンより。

 過去10年の朝ドラで最高視聴率と言われる前作『ごちそうさん』を上回り、7週を終えた今も視聴率21%超えをキープするなど、絶好調である現在放送中のNHK朝ドラ『花子とアン』。『赤毛のアン』を初めて日本で翻訳した村岡花子がモデルの、安東はなを主人公にしたこの作品は、彼女が幼少時から翻訳家を目指し、戦時中に『赤毛のアン』を翻訳するまでの半生を描いている。

 そんな『花子とアン』と、あの大人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ(以下、『まどマギ』)には、ある共通点があるという。朝ドラとアニメでは遠すぎて似ても似つかない気もするが、実はどちらも音楽を担当しているのが梶浦由記なのだ。梶浦ファンの中には『花子とアン』の作中で流れるBGMや仲間由紀恵演じる伯爵家の令嬢・葉山蓮子が登場するシーンで流れるシャララーンという効果音などを聞くと、「『まどマギ』を思い出す」という人も少なくない。

 朝ドラとアニソンというとミスマッチに感じる向きもあるかもしれないが、NHKとアニソンの関係は実は深い。前作の朝ドラ『ごちそうさん』でも、『カウボーイビバップ』や『創聖のアクエリオン』など、さまざまなアニメ・ゲーム関係の楽曲で活躍する菅野よう子が音楽を担当。紅白でも水樹奈々が出場するなど、民放の音楽番組では排除されていたアニソンに対しても、NHKは早くから門戸を開いていた。

 記憶に新しいところでは、昨年の紅白では『進撃の巨人』の主題歌を担当していたLinked Horizonも出場したが、その理由についてNHK関係者は「今年のアニメですごい売り上げの方ですし、アニメソングもひとつの音楽的ジャンルになっているので、評価をすべきだということで出ていただくことになりました」と語っている。アニソンに対するこうした姿勢が、看板番組である朝ドラへの登用にもつながっているのだろう。一大市場となっているアニメの人材を起用することで、彼らの勢いが朝ドラ人気も後押ししているのかもしれない。

 さらに音楽だけでなく、朝ドラではアニメ的な手法も取り入れているように思える。『花子とアン』で人気を博している蓮子は、典型的なツンデレキャラとしても話題に。また、『ごちそうさん』では、杏演じるめ以子の娘であるふ久の腐女子妄想が話題になったが、女学校を舞台とする『花子とアン』では、一部で“百合”展開に注目が集まっているようだ。

 たとえば、はなの同級生で、彼女を慕っている醍醐は、はなが徹夜で書いた脚本を蓮子に渡すところを見て、「わたくしより葉山様のことが好きなの?」と問いただす。そして、37話の冒頭、はなと蓮子が2人でしおりにペンネームを並べて書き、微笑み合うシーンでは、ナレーションで「はなの蓮子への友情は初恋にも似た感情でございました」と語られている。こういった描写を見て、百合妄想が広がったという人もいるのだろう。こんなふうに、最近の朝ドラでは百合、腐女子、ツンデレなど、オタクや当の腐女子に受けるキャラクター設定がちりばめられているのだ。

 最近の朝ドラでは、オタク受けキャラ、腐女子受けキャラに限らず、全体的にリアリティよりキャラクター性を重視した設定や演出が多く見受けられる。『花子とアン』では、花子の甲府の家族たちの顔が汚れすぎではと話題になっているが、登場人物たちをやりすぎなくらいわかりやすくキャラ立ちさせるアニメ的な手法で、観る側の印象に残りやすい作品に仕上げているのではないだろうか。

 各局のドラマが軒並み苦戦を強いられるなか、朝ドラだけが好調を保っていられる背景には、アニメの人材や手法を取り入れる柔軟さも関係しているのかもしれない。
(文/田口いなす)

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