声優誌レビュー「声優グランプリ」2014年5月号

――昨今の声優人気に伴い、気がつけば声優専門誌も定期・不定期を合わせて10誌以上が刊行されている。そんな“声優誌 群雄割拠”の時代にあって、各誌はどのような記事・企画をとりあげているのだろうか? 主要な声優誌を中心に、目玉記事や気になる企画などを紹介しつつ、各誌の特徴を分析していく――

「声グラ」がタイアップ企画に注力する理由
声優グランプリ2014年5月号(主婦の友インフォス情報社)

■「声優グランプリ」2014年5月号
出版社…主婦の友インフォス情報社
発売日…4月10日(毎月10日発売)
価格……1167円+税
創刊……1994年

「声優グランプリ」(通称「声グラ」)5月号は、表紙に三森すずこ、裏表紙に悠木碧のダブル表紙仕様。「Pick-up Voice」が毎号両面表紙であるのに対し、「声グラ」の両面表紙は不定期だ。1stアルバム「好きっ」を発売した三森すずこを巻頭に招き、今月末に2ndシングル「クピドゥレビュー」を発売する悠木碧を巻末に置いた構成である。

 今月の目玉は「TVアニメ特集」。この春スタートした新アニメのなかから11作を取り上げ、総勢41名に取材した大特集となっている。改変期にはお馴染みの企画だが、ここまで大規模なものは初めてかもしれない。事実、今回の特集については編集後記でも言及されており、「声グラ20年の歴史上最多のはず」とのこと。深夜アニメの本数が増えて注目が集まる昨今、自然と新アニメの特集にも力が入るのかもしれない。

 さて、そのほかで気になったのは新連載の『アニマックス×声優グランプリ「ボイス スイッチ」』だ。『ボイス スイッチ』は、アニメ専門チャンネル・アニマックスで4月から放送を開始した「声優の素顔に迫るインタビュー番組」である。「声グラ」では、この番組内で放送されなかった「さらなるプライベートに迫る」として、同番組に出演した声優(第1回は岡本信彦)にインタビューしている。

「声グラ」のウマいところは、こうした“タイアップ企画”が多い点だ。ほかにも、音楽レーベル・5pb.Recordsと組んだ「ビストロ 5pb.」の連載や、ワタナベエンターテイメントカレッジ(WEC)とタッグを組んだ声優オーディションも開催している。このような積極的なタイアップは「声優アニメディア」や「Pick-up Voice」の誌面ではほとんど見られない。

 タイアップに積極的な背景として、「声グラ」という雑誌の“特異な環境”が考えられる。というのも、「声優アニメディア」の発行はアニメ関連の姉妹誌が豊富な学研パブリッシングであり、「Pick-up Voice」はもともと音楽系に強い音楽専科社だ。これに対し、「声グラ」を発行する主婦の友インフォス情報社、および親会社である主婦の友社には「声グラ」以外に同系統の雑誌が存在していないのだ。

 つまり、社内でも異色ジャンルである「声グラ」は、その長い歴史のなかで自立心を養い、他メディアや外部企業との関係づくりに積極的になったのではないだろうか。見当違いな考察かもしれないが、いずれにしても「声グラ」のタイアップ企画は特徴的な武器のひとつと言える。

 今月号から「20th」の文字がさりげなく表紙に加わった「声グラ」。今のところ20周年の特別企画をうかがわせる様子はないが、いずれ何かしらの仕掛けがあるかもしれない。それが豪華タイアップ企画になるか、新たなオリジナル企画になるか……来月以降の動向を楽しみにしたい。
(文/神楽坂隆)

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