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hon-ninVol.7(太田出版)より。

 先日授賞式が行われた第37回日本アカデミー大賞で、最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった真木よう子。この2つを同時に受賞した女優は1979年の大竹しのぶ以来で、史上2人目の快挙。肉体派女優という枠組みに留まらない表現力で、今後の活躍が約束された格好だ。そんな真木の演技力を支えているのは、じつはマンガ。クールな印象からは想像がつかないほど、真木は熱狂的なマンガ好きなのだ。

 真木がマンガを読むようになったのは、男兄弟の中で育った環境が大きい。「hon-nin」Vol.7(太田出版)での吉田豪によるインタビューでは、「お兄ちゃんが買ってくるヤンキーのマンガがいっぱいあって。みんなでよくモノマネとかしてましたね、『ろくでなしブルース』の。あのヤンキーの口調が、とにかく憧れだったんですよ」と語り、それが演技の原点かと訊かれると「あ、そうかもしれない(あっさりと)」と答えている。

 そして、真木のマンガ愛が炸裂しているのが、「+act.」(ワニブックス)で行われているマンガ家との対談連載だ。

 たとえば、2011年5月号での『あずまんが大王』『よつばと!』(アスキー・メディアワークス[KADOKAWA])の著者・あずまきよひことの対談。当時、『よつばと!』にドハマりしていた真木は、取材が始まる前から目を輝かせ、あずまを質問攻めするほどだったそう。それでも、ここで媚びを売らないのが真木流。「正直、絵が私とか女性には近寄り難いんですよね。萌え系というか。ごめんなさい失礼なこと言ってますけど」と本音をズバリ。しかし、日常系マンガである『よつばと!』の魅力について、違う角度からこのように感想を述べるのだ。

「私『よつばと!』を読んで、エロい女の人が…ってなんかすいません(笑)、でもそういう人がわりと好きなんだなって思ったんです。あさぎとか、凄いエロいじゃないですか(笑)。別にそういうシーンはないのに、エロさを感じるんです。よつばちゃんがなんでもない日常を楽しんで生きていく癒やしマンガでもあるんだけど、オプションみたいな感じで、チラッとエロさも感じられる」

 この分析には、あずまも「なかなか鋭いな~。男性目線ですね」と称賛。真木の演技に漂うエロティズムは、こうした感受する力から生まれているのかもしれない。

クールさは「事務所が売ってるだけ」!? 真木よう子の素顔がわかる“マンガ愛”のページです。おたぽるは、マンガ&ラノベ出版業界事情あずまきよひこうすた京介松本大洋真木よう子の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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