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『本屋で年越し ~book topics of the year 2013~』の登壇者。写真左より、野口尚子、岡本真、内沼晋太郎、武田俊(写真下段)、米光一成、山内康裕(敬称略)。

 昨年12月31日の夜、東京都下北沢の本屋B&Bでトークイベント『本屋で年越し ~book topics of the year 2013~』が行われた。トークゲストたちが2013年の本や出版にまつわるトピックを5個ずつ上げて語り合い、来場者とみんなで2014年を迎える催しだ。

 トークゲスト(かっこ内は各人の所属)は、岡本真(アカデミック・リソース・ガイド)、武田俊(KAI-YOU)、野口尚子(印刷の余白Lab.)、山内康裕(マンガナイト)、米光一成(「電書カプセル」監督、ゲームデザイナー)の5人、聞き手は内沼晋太郎(numabooks、本屋B&B)。

 イベントでは25個のトピックとともに、電子書籍、同人誌、印刷、図書館など、本関連のあらゆるエピソードが語られた。その中で、マンガ雑誌の2013年の傾向や、2014年の行方となりうる“おもしろい雑誌”のヒントも飛び出た。

 マンガナイト代表の山内は「新マンガ雑誌の増加」というトピックをかかげ、ここ3年くらいで新しいマンガ誌が次々と作られていることに触れた。そこから出版社のマンガの売り方が、“数打ち方式”になっているのでは、と指摘。

「前は単行本が爆発的に売れたら雑誌も売れる流れがあったが、『テルマエ・ロマエ』が売れたのに掲載誌の『コミックビーム』(共にエンターブレイン/現・KADOKAWA)は単行本ほどは売れたわけではないなど、今はそのモデルが崩れている」と解説。それでも人気の単行本はしっかりと売れているので、近年は新雑誌を増やして1本でもヒット作品を出し、単行本で利益を回収する図が全体にあるのだという。こうした状況は作家にとって「プロとしてデビューしやすくなっているかもしれないが、食べていくには難しい環境なのかも」と分析した。

 別トピック「進撃の巨人がバカ売れ」では、マンガの売り上げが少数のヒット作品へ集中していることにも切り込んだ。『進撃の巨人』(講談社)の2013年12月の新刊の初刷は220万部。内沼が「新聞みたいな量だね」と、発行部数の多さに苦笑する。米光は「大学講師として授業で調べたら、生徒の8割が『進撃の巨人』のアニメを見ていた」と振り返るなど、アニメで作品が大きく注目されたことに会場は盛り上がる。

 山内は、2012年にマンガ単行本の市場規模は2200億円程度、かたや『ONE PIECE』(集英社)の関連グッズを始めとした市場規模が約1000億円であったことを挙げ、マンガ作品の売れ方の一極集中が増えたと考察。「数打って1発狙う、賭けみたいなやり方も増えている。数を出すのはいいけど、売り出すほうも疲弊してしまうのではないか」(山内)と、ヒット作品に偏った手法の問題点も示す。

 一方で、マンガ誌に二次創作的な作品が増えたことにも話が掘り下げられた。

「『もっと!』(秋田書店)が『ジブリの狂気が大好き』っていう特集をしたよね」と米光。女性マンガ誌「もっと!」が2013年11月号で、マンガ誌にしては異例のスタジオジブリ特集を展開したことについてだ。作家が描いたジブリキャラのイラストやジブリ愛をつづったエッセイマンガなどが掲載された。

「ジブリに許可を取って公式で二次創作をするっていう。直で鈴木敏夫さん(スタジオジブリのプロデューサー)に手紙を出してやっていて、無茶しているところとかすごいよね」(米光)とユニークな雑誌づくりとして紹介する。

「一極集中」「二次創作」が目立った2013年のマンガ誌 識者らのトークを通じて探る2014年の行方のページです。おたぽるは、イベント情報・レポマンガ&ラノベマンガナイト山内康裕進撃の巨人の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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