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「東京都選挙管理委員会」HPより。

 今月23日に告知される東京都知事選。近年、マンガ・アニメを愛好する人々の間では、選挙の度に「表現の自由」を守ってくれる候補者への応援を呼びかけるのが定番だ。

 東京都知事選は、地方自治体の首長を決めるものに過ぎない。だが、2010年の東京都青少年健全育成条例改定をめぐる騒動で明らかになったように、出版社のほとんどが東京都に集中している性質上、東京都の「不健全図書」指定制度は、全国の影響を及ぼす。そのため次の都知事の「表現の自由」、マンガ・アニメに対するスタンスを知ることは欠かせない。

 果たして、現在出馬が取りざたされている人々は「表現の自由」に対して、どのようなスタンスを取っているのか? 各候補者が、後出しジャンケンを競う中で、それを明らかにする情報は少ない。なにより、今回の選挙で争点になりそうなのは「原発」と「オリンピック」である。ゆえに「表現の自由」について言及する候補者がいるとは思えない。

 そうした中で唯一「表現の自由」の問題に言及し、マンガ・アニメを愛好者からの支持を集めそうなのは、前回12年時に続き出馬を宣言した、宇都宮けんじ氏だ。宇都宮氏は、前回の出馬において「表現の自由都市」と公約としてして掲げ、秋葉原での街宣の際には『魔法少女まどか☆マギカ』のコスプレをした女性が登場し注目を集めた。

 宇都宮氏の掲げる「表現の自由都市」とは、具体的には「デモ・集会規制、マンガ規制、クラブ規制」を見直すというもの。この公約は、今回も継続されると考えられており、引き続きマンガ・アニメ愛好者からの支持を集めそうだ。ただ、宇都宮氏の強力な支持母体となっているのは日本共産党だ。同党は近年になり東京都青少年健全育成条例改定問題、児童ポルノ法改定問題で規制強化に異を唱えているものの、党内では自由な言論に統制をかけているという事実もある(参照)。ゆえに「表現の自由都市」という公約が実現されるかは、大いに疑問だ。

 今回、有力な候補とされる舛添要一氏は、明確な発言はないものの、過去には憲法改正論議の中で「(自民改憲案の)二十一条の表現の自由につきましては、有害図書の氾濫ということは公の秩序に照らして制限され得る旨を追加したい」という発言を行っている(2005年4月6日 第162回国会 参議院憲法調査会での発言)。この発言から見るに、オリンピックに際して公の秩序に照らしてエロ規制あたりを強化する可能性も否定できない。

 いずれにしても、現時点では「表現の自由」をめぐる各候補者の態度を知る材料は、判断できるだけのレベルに達してはいない。意外なところでは、都知事選への出馬を表明している田母神俊雄氏なんて、同氏の娘がエロマンガ編集部でバイトしていたことがあるのは、業界では広く知られた話。しかし、だからといって「表現の自由」に理解があるかは疑問だ。

 あらためて立候補が確定した後に、各候補者への取材を行い、報告したい。
(文/昼間 たかし)

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