■新谷良子船長によるchu→lip☆Voyage号の航海

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 2013年8月に7枚目のオリジナルアルバム『Blooming Line』をリリースした新谷良子が2年ぶりのライブツアー“新谷良子 LIVE TOUR「はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる'13 chu→lip☆Voyage」”を敢行した。今回のライブツアーのコンセプトは、新谷良子が船長を務めるchu→lip☆Voyage号にファンが乗船し、共に目的地へ向かって航海をするというもの。一体、どんな航海の旅となったのだろうか? そんなツアー最終日となった11月30日、東京・品川ステラボールでの公演の模様をレポートしよう。

 傑作アルバム『Blooming Line』がリリースされ、ファンも当然の如くライブを待っていたに違いない。この日、chu→lip☆Voyage号と化した品川ステラボールには、2年ぶりのライブツアーを待ち焦がれていたファンで埋め尽くされ、なかにはライブ前に仲間同士で円陣を組んで気合いを入れるファンの姿も見られた。定刻を10分ほど過ぎ、寒さを吹き飛ばす熱気が頂点に近づいたその時、会場の暗転と同時に大歓声が起こった。

 SEに乗せてライブのオープニングストーリーが語られ、ステージには次々とバンドメンバーが登場し、1曲目の『Brightest Road』が開始。イントロのメロディが奏でられる中、白のブラウスに青のスカーフ、そしてマリンキャップという船長スタイルに身を包んだ新谷良子がステージに登場。ゆったりとしたAメロからサビに向かって少しずつアゲていく曲展開に合わせて、ペンライトでフロアをピンクに染めるファンと一体になっていく。立て続けに盛り上がりナンバー『AUTOMATIC SENSATION』、そしてファンとの熱いコールの掛け合いで盛り上がる『ray of sunshine』で一気にヒートアップ! 新谷の「元気出して!」に対してファンからの「元気出して!」の掛け声が回数を数える毎にボリュームアップしていく様は圧巻だ。

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 3曲を歌い終えたところで今日最初のMCタイム。「私が姫こと船長の新谷良子です、よろしく!」という挨拶に始まり、満員の観客席を見渡して「すごくたくさんの人が来てくれてビックリしています!」と感慨深く語りつつも、続けて「まさかこんなたくさんの人がchu→lip☆Voyage号という船を信じて命を預けてくれたなんてね(笑)」というお茶目な発言にはファンからも笑いが起こる。そしてここで、新谷船長の提案でchu→lip☆Voyage号の乗船者同士のこんにちはタイム。ファン同士がお互い横を向き、顔を合わせてご挨拶し、共にライブを楽しむファン同士の温かい交流が行われた。

 ファン同士の絆を深めたところでライヴは再開。紫のライトが光る中、アダルトなテイストを持つ『Type-S』でフロアの空気を一瞬にして変えた後、哀愁漂うハードな『Jumpin’ Rollin’ Coaster』へ。『Blooming Line』収録のこの2曲はヴォーカリスト新谷良子の成長を感じさせ、また新たな一面を見せてくれる曲だ。歌い終えた後のMCでは、この2曲について「現実逃避したくなる時は楽しいことをしたいよね? そんな気持ちを込めた曲です」と語っていた。続いて披露したのは同じく『Blooming Line』から『エトワール』。しっとりとしたバラードを感情たっぷりにじっくりと聴かせ、力の入った1曲にファンの聴き入っている姿も印象的だった。

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 ここでメンバーが一旦ステージから姿を消し、キーボードによるソロ演奏へ。3拍子のリズムに乗せた物悲しいメロディが会場に響いた。しかし続いてステージに登場したのは、なんとシークレットゲストの新谷良子 with PBB ! 2012年8月にアルバム『BANDScore』を発表したものの、表立ったライブ活動は見られなかった謎のバンドが突然登場したのだから、会場にいたファンも驚きと動揺が入り混じった反応をしていたのが面白かった。1曲目はアルバム『BANDScore』のオープニングを飾る疾走チューン『Bambi's Boogie』。動揺を見せていたファンも演奏が始まれば、吹っ切ったノリでステージのパフォーマンスに応えている。すでに楽曲を予習しているファンも多いようで、サビの掛け合いもバッチリだ。「初めまして新谷良子 with PBBでーす! 名前だけでも覚えて帰ってー!」という短い自己紹介を挟み、2曲目以降はアルバム収録順にメドレー形式で演奏。キュートでパンキッシュな楽曲を次々と放っていき、「まだまだ行くよ!」という短いMCで遠慮なくファンを煽っていく。この日、初めて新谷良子 with PBBのライブを体感するファンがほとんどだとは思えないノリと盛り上がりで応えていたのが印象的だった。全5曲を演奏し終わると、ヴォーカルの新谷は「また会おうねー!」という言葉を残し、嵐のようにステージから去っていった。この日会場にいた新谷良子のファンに対して、新谷良子 with PBBの演奏は強烈な印象を残したことは間違いないだろう。

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 ステージでは再びキーボードインストナンバー『second exit』の演奏が始まり、先ほどのソロ演奏とは打って変わって明るいメロディにファンも手拍子を交えて盛り上がった。一息ついたところで改めて赤を基調としたチェックの衣装に衣替えした新谷がステージに戻ってきた。ライヴは『バード・コート・ヤード』で再開。ミディアムテンポで切ないメロディを聴かせるこの曲は、できた楽曲を聴いて『雨のスリーコード』の続編を作りたい、と歌詞を書いてもらったというエピソードを披露。続いて激情と悲しみが交錯する好曲『ロストシンフォニー』、切なく疾走する『Wonderful World』、イントロのギターのカッティングと中盤のキーボードとヴォーカルの絡みが印象的な『Euphoric Prayer』と、3曲を立て続けに歌い終えると再度ステージから去っていった。

■10年かけて積み上げてきたライブでの一体感

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 本日3度目のキーボードソロタイムは『come into bud』。破壊的なリズム音と、神秘的なピアノの音が紡ぐインストナンバーが会場内を包むなか、水色のふわふわスカートに衣装チェンジした新谷がステージに登場。曲はニューアルバムの表題曲でもある力強い楽曲『Blooming Line』だ。「アルバム制作時に等身大の自分自身を伝えたいという気持ち以前に、このままでいいのかな?」という葛藤から生まれた曲で、完成した時はとても感動したそうだ。また、歌っている最中にも自分で感動していたことを語っていた。

 ライブも後半戦に入り、「まだまだ盛り上がっていけるー?」という煽りにファンが大歓声で応えると、「よーし、じゃぁいっちゃおうかー!」と叫び、盛り上がりナンバー『ハリケーンミキサー』が開始。イントロや間奏でのファンによる「オイ!オイ!」コールは、もはや大声大会状態! 曲中盤ではメンバー紹介を交え、なだれ込むように爽快なアッパーチューン『Wonderstory』、元気で明るさ全開の「Wow Wow」の掛け合いで盛り上がる『Hello!! Hello!!』、そしてファンと一体になれるこの曲を歌えることが本当に幸せだと語る『CANDY☆POP☆SWEET☆HEART』へ。ファンからの力の入ったコールとオレンジの光を交えたこの曲の盛り上がりには、新谷が感極まって声を詰まらせるシーンも見られた。MCでは「ファンと共に10年かけて作り上げてきたライブでの一体感は、自身にとっても誇りです」と語ってくれた。みんなとこうした空間を作っていくことが幸せだということ、またライブをやれるように頑張ろうと思えたこと、などの感謝の気持ちをファンに伝え、本編ラストの『Over』を披露。最後もファンとの一体感を楽しんでステージから去っていった。

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 ファンからは当然のように起こるアンコールで、ステージに呼び戻された新谷。「すごく幸せです。ありがとう!」という言葉に続いて、会場全体でウェーブ大会。ウェーブの流れに合わせて「あれ、これ私は走らなきゃいけないー?」と言いながらステージの端から端まで新谷は激走! 「意外と疲れるんだよ、これ(笑)」と思わず口にしていた。続いてバンドメンバーを一人ずつステージに呼び寄せ、マイクを渡して挨拶タイム。全員がステージに揃うと、アンコール1曲目『ヒットパレード194』が開始。新谷の「ヒッパレ!ヒッパレ!」の呼びかけに、まだまだ体力残ってるぜ! とアピールするかのようにファンは「オイ!オイ!オイ!オイ!」と大音量をステージへ返していく。

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 アンコール2曲目は『ソリティア』。ハイテンションな元気さだけじゃなく、等身大の女の子像をこの曲で見せてくれた。そしてアンコールラストはファンも予想をしていなかった『空にとける虹と君の声』。「人生の分岐点に来た時に、聴いて力をもらって歩いていくんだろうなって曲がたくさんある中で、別の意味でも大切な曲です」と語る壮大なバラードナンバーだ。前半のピアノをバックに歌うパートの美しさ、バンド演奏が入ってからの力強さ、人に勇気や夢や希望を与えてくれる感動的な詞、そのすべてがこのステラボールの中に響き渡り、楽曲の持つドラマティックさと相まって、この日の大きなハイライトといってもいい感動のシーンが生まれた。「この歌は毎回歌うたびに違う感情がわく。この曲の入ったアルバムを出した時はつらかったけど、今はすごく幸せで、この曲を全然違う風に歌ってあげられる、この積み重ねがすごく嬉しいです。ありがとう」という言葉を残し、ステージから去っていった。

 しかしこれでもファンはまだ満足していないようで、再び巻き起こるアンコールは「もう一回!」コール。そう、なんといっても、まだあの大暴れ大盛り上がりナンバーをやっていないんだから、ファンも許してくれるわけがない。ステージに登場した新谷はファンの期待通り「最後は元気に終わりたいので!」といって始まったのは、お待ちかね『MARCHING MONSTER』! 冒頭の「スリー・ツー・ワン・ゴー!」の時点でファンと共に大合唱! ハイスピードのリズムに合わせてフロアでは今日一番の揺れとノリを見せ、残った体力を全て放出するかのような熱気と盛り上がりを見せた。もちろんサビの「MARCHING MONSTER!」のコーラスは全員で大合唱! ファンと一体になる幸せな空間がこれ以上ない形で作られ、ライブが締めくくられた。

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 ライブ中のMCで新谷が「私自身もみんなも何か悩んでることの答えや、答えのきっかけを見つけられる、そんな存在になるツアーになればいいな」と語っていたことを最後に思い出した。この日の楽しいライブを体感したファンはきっと、自分自身の答えを見つけることができたのではないだろうか。最高の盛り上がりと楽しさを味わって、chu→lip☆Voyage号から下船していくファンたちの最高の笑顔を見て、そう思うことができたからだ。
(取材・文/風のイオナ[シティコネクション])

【セットリスト】
01. Brightest Road
02. AUTOMATIC SENSATION
03. ray of sunshine
04. Type-S
05. Jumpin' Rollin' Coaster
06. エトワール

新谷良子 with PBB『BANDScore』コーナー
07. Bambi's Boogie
  ~ReunionS
  ~S・I・B
  ~Bitter Love
  ~Message

08. バード・コート・ヤード
09. ロストシンフォニー
10. Wonderful World
11. Euphoric Prayer
12. Blooming Line
13. ハリケーンミキサー
14. Hello!! Hello!!
15. Wonderstory
16. CANDY☆POP☆SWEET☆HEART
17. Over

■ENCORE■
EN01. ヒットパレード194
EN02. ソリティア
EN03. 空にとける虹と君の声

■W ENCORE■
W EN. MARCHING MONSTER

みんなが待ってた、新谷良子2年ぶりライブツアー開催! まさかのシークレットゲストも!?のページです。おたぽるは、catギャラリーアイドル&声優声優Blooming LinePBB新谷良子の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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