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映画『タイガーマスク TIGER MASK』公式HPより。

 11月9日に公開された映画『タイガーマスク TIGER MASK』。本作をプロレスファンの筆者も心から楽しみにしていた。梶原一騎氏の原作マンガやアニメ、佐山聡、三沢光晴らのプロレスラーをはじめ、幅広い世代に強烈なインパクトを与えたタイガーマスク。実写映画として、今度はどんな興奮を与えてくれるのか!?

 ストーリーは、児童養護施設「ちびっこハウス」で育った主人公・伊達直人(ウエンツ瑛士)が、ミスターX(相川翔)に見出され、「虎の穴」で修業を積み、タイガーマスクとして地下格闘技場で戦うという、原作に忠実な設定に。まずは、昔からのファンも安心だ。

 そして、メインビジュアルからわかるように、実写版タイガーマスクは仮面ライダーのような出で立ち。純正のプロレスファンから見れば一抹の不安がよぎるが、そこは2013年の現代が舞台。特撮アクション映画として見れば、このビジュアルも納得できるはず。

 で、問題は肝心の格闘シーン。我らが“仮面タイガー”の戦いっぷりはというと、普通のパンチ&キックを中心とする組み立てで、プロレスファンの意表を突く展開。そこには、フォームの汚いスープレックスが申し訳程度にあって、唯一納得できるのがタイガー・ブリーカーくらい。あれ?  ローリングソバットは? 四次元殺法は? 格闘シーンが見せ場じゃないの!? でも、ご安心を! タイガーマスクには、素晴らしい大技、タイガー・スープレックスがあるじゃないか! そんな期待とともに、大一番で繰り出されたタイガー・スープレックスが、輪をかけてヒドイ……。詳しく言及するとネタバレになるが、本来、技が持っている投げの角度、ブリッジの美しさがまるでナシ! いいのかこれで!?

 さらに細かいことをあげつらうと、ミスターX役の哀川翔の舌ぜつの悪さが目立つ、序盤からタイガーマスクが3人登場し、雑魚を適当にあしらった後、すぐにそれぞれが戦うため、タイガーマスクの強さがよくわからない、ミスターXの最期などなど……約90分の本編の中に悪目立ちが多数。「虎の穴」のちびっ子闘士の格闘シーンが一番よかったぞ? あーあ。本作製作中に亡くなった監修・出演の故・真樹日佐夫氏は天国で何を思うか……。

 エンドロール後は、続編につながるようなワンシーンが挿入されていたが、この展開も、未だに続編製作の話を聞かない、かの悪名高き『DRAGON BALL EVOLUTION』と同じ匂いがして……。恐らく続編はないと思われるが、もし製作されたなら……、なんだかんだで、やっぱり観に行っちゃうのかなぁ。

 ちなみに、一部のプロレスファンから「タイガーマスクの中の人はイニシャルが同じアルファベットになるのが伝統(初代・佐山聡〈S・S〉、二代目・三沢光晴〈M・M〉、三代目・金本浩二〈K・K〉、四代目以降は非公開)なのに、なんでウエンツ瑛士なんだ!」との声が上がっているが、もともと中身は伊達直人だし、そこはいいんじゃないですかね……。それに、スーツアクターに川本耕史〈K・K〉さんがクレジットされていたので、むしろここは忠実に再現されているかと。

 そんなタイガーマスク&プロレスファンの心をいたぶる映画『タイガーマスク』はまだまだ上演中である。
(文/高橋ダイスケ)

■『タイガーマスク TIGER MASK』
公式HP:http://www.tigermask-movie.jp/

山場も見せ場もなし…しょっぱいスープレックスにげんなりの映画『タイガーマスク』のページです。おたぽるは、その他プロレス・格闘技特撮ウエンツ瑛士タイガーマスク哀川翔の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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