【日刊サイゾーより】(2013年1月15日初出)

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 元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の21回目! 今回は、神奈川・海老名のご当地アイドルとして活動されている鈴木まりえさんが来てくれました! 貴重な20世紀正統派アイドルの生き残りですよー!

――鈴木さんは今年でデビュー16周年なんですよね、大先輩がやってきました!

鈴木 無駄に長いだけで、ライブばっかりなんですけど(笑)。

――アイドルで年間にライブを120本やられているって、すごすぎますよ。

鈴木 入った事務所が良かったみたい。事務所に入るとやりたいことと違うことをやらされるのかな、と思ってたんですけれど、事務所に入ってすぐ「あ、もう、そのままでいいですよ」って言われて……。

――もう完成されていたんですね。曲も、今時のアイドルには珍しい王道のアイドルソングが多いですよね。

鈴木 自分が昔のアイドルソングが大好きなので、作ってもらう曲もみんな似ちゃうんですよね。ファンじゃない人が聴くと「どれも同じだね」って思うんじゃないかな……。

――むしろもっと色々と聴きたくなりましたよ、素晴らしかったです、鉄道をバックに歌ってる「恋のドレミファインバータ」! カバーも多くやられてるんですよね?

鈴木 嬉しいです! オリジナルとカバーを半々くらいでやらせていただいていて、カバーだと「こういうのにして欲しいです」ってお願いして曲を作っていただいて、怒られるんじゃないかってくらいそっくりにしたりして(笑)。前におニャン子クラブのカバーをやらせていただいたとき、ジャケットをそっくりにするためにジャケットに20何人も私が出ているっていう……。

――(笑)! 自己プロデュース能力がすごいです!

鈴木 そんなことばっかり考えているもので……。

――鈴木さんが出演されているVシネマ『マイティレディ』のテーマ曲の「魅惑のVライン」も良いですよね。どういう流れで出演が決まったんですか?

鈴木 アレも不思議なご縁で急に決まった仕事で……。はじめは楽曲を作ってくださる方を探していて、たまたまその会社に連絡したら「主演でやって欲しい」と言われて。

――えー!!

鈴木 監督がグラビアアイドルを使って仕事をしている方だったので、私のことも知ってくださっていたみたい。歴代いろんなグラビアアイドルの子が出ているのに、私だけ何回変身してもずっとハイレグの衣装なんですよ。それでキャッチコピーが「魅惑のVライン」になって(笑)

――あのハイレグスーツを考えた人、天才だと思いました! 衣装がいつも素敵ですけれど、昨年、同窓会に行かれた時のブログを見たら、同窓会でも完全なステージ衣装でしたね。皆さんは普段着の中、お一人だけ見事なフリフリで感動しましたよ。

鈴木 地元の海老名のイベントにもよく出ているので、イベントの後にそのまま食事に行ったり、ドレスのまま道を歩いていても大丈夫なんですよ。地元の人に“まりえちゃん”って覚えられてるっていうのもあって、そのまま道を歩いていても「どうせまりえちゃんだろう」って。なので同窓会もドレスで行って大丈夫(笑)。

――同級生や先生も応援してくれてるってことですよね。さすがご当地アイドル……!

鈴木 でも、みんなアイドルになるとは思わなかったみたいですね。中学3年生の時に進路相談で先生に「アイドルになりたい」って言ったら「現実を見なさい」って言われて……。

――先生、正論!

鈴木 「やっぱり芸能界に行くって良いことじゃないんだ!」って思って……結局高校に入ってすぐ始めちゃったんですけど(笑)。

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――ご両親は賛成だったんですか?

鈴木 高校に入ったときは「まぁ、部活程度だろう」と思ってたみたいで、高校を卒業したら、大学に行ってないから「まぁ、サークルに行ってると思って4年くらいは……」に変わって、みんなが大学を卒業する頃になると、就職が冬の時代で就職しないで専門に行く子も多かったから「まぁ、まだ……」って続けていたら、最近もう諦めたのか、イベントに来るようになりました。

――のばしのばしにした結果、ついに認めてもらえたんですね! 16年目の雪解け!

鈴木 今までは「年越しくらいは家にいなさい!」って感じだったんですけど、最近は、もう「仕事もっとがんばりなさい」「テレビとかに出ればいいのに」って、言われて。

――ご当地アイドルで、地元で名が知れたのも大きいんでしょうか?

鈴木 そうですね、はじめは海老名で活動するのは「さすがにちょっと近すぎて……」って思ってたんですけど、意外と大丈夫でしたね。3年前にやっと弟にも活動のことを言えました。弟が結婚するときに、一応あちらの親戚の方にご迷惑をおかけしないか心配で……。思い切って言ったら「あ、うん、わかってたけど」みたいなリアクションでした(笑)。地元でライブがある時も、父は観にきてくれるんですけど、弟は遠くから観て言葉を失って……まさに絶句していますね。

――あはは! 鈴木さんのライブはすごく面白いですよね。「学ランキッス」っていう曲は、イントロに小芝居があるじゃないですか。

鈴木 毎回25秒の台詞が入るんです。CDには普通のポエムが入ってるんですけど、ライブだと、私を初めて観てくれた人に伝わりやすいように、そのライブにあった台詞を入れているんです。

――セーラー服で登場して、イントロで突然「先輩、パンチパーマって、なんですか?」「一緒にマッポ、巻きましょう!」って話し出して爆笑しました!

鈴木 「先輩、リンチってなんですか? 私はメンチをきることなら誰にも負けないんですけど」とか(笑)。露出度が高いグラビアをやってる女の子の誕生日のライブに呼ばれたときは、その子の水着の面積を底辺×高さ÷2で計算して「体の9.999割を露出していることになります」とか、細かいんですよね。この間、それでテレビに呼ばれたんですよ。たけしさんと石橋貴明さんがやってる番組の、イントロに命をかける売れないミュージシャンたちが出る企画で(笑)。

――「学ランキッス」の発売当時、鈴木さんは32歳でジャケットも制服で撮影されたんですよね。これも鈴木さんのアイデアですか?

鈴木 それは作ってくださった方のコンセプトで(笑)。1学期、2学期バージョンがあるんですけど、1学期は三つ編みで英語の教科書を持ってるんですけど、2学期になると長いスカートはいて「チャンプロード」を持ってるんですよ。

――……グレた!?

鈴木 女の子が2学期になると急に大人びてたりするじゃないですか? それがテーマなんです。まだ3学期を作ってないんですけど、3学期には集会とかにも行きたいです。

――次は特攻服ですね! 似合ってるから問題ないですよ!

鈴木 ですよね。以前、結婚式と法事が続いてしまったときに、同じ服を着るわけにもいかないし、「え? セーラー服じゃダメ? 正装だし」って言ったらママは「うん、悪くないわね」って感じだったんですけど、パパに「もう学生じゃないんだからダメだ!」って怒られて、弟はどん引きでしたね……。

――楽しそうなご家族ですね(笑)! ちなみに歌って踊れる曲のレパートリーはどれくらいあるんですか?

鈴木 600曲以上ですかね、できるまでやる、歌えるまで歌うんです。いっきに増やしすぎも覚えられないので、間隔を空けて、お客さんが飽きてしまわないように考えながらやっています。メイクや衣装の小道具も出来るだけ本人に似せるようにしています。衣装だけどんどん増えていきますよ(笑)。

――凄まじいですね、アイドルにハマりだしたのが1985年からということで、その時代に今の基礎をつくられたんでしょうか?

鈴木 そうですね、当時、本当に学校でみんなウィンクの振り付けとか、おニャン子クラブの振り付けで遊んでいる時代だったので。リカちゃん人形に伊藤ミキって名前つけたり、私のリカちゃんの名前は荻野目洋子だったんですけど……。

――もうリカちゃんではないですね!

鈴木 私のリカちゃん、髪を切ってしまってショートカットだったので(笑)。あの時代はアイドルの歌番組がたくさんあったので楽しかったですよね。

――鈴木さんのCDデビューも90年代なんですよね。

鈴木 2000年になってしまうと文化も変わってしまうだろうし、大好きなアイドルがたくさん活動していた90年代の仲間にどうしても入りたかったんです。1999年の12月にギリギリデビューできて、すっごく嬉しかったです。

――90年代正当派アイドルをそのまま続けている方は貴重ですよ! また、年齢も感じさせないですよね。

鈴木 若くありたいです。この業界は若い子が多いので……この間、楽屋でアイドルの子が「ママがスカウトされちゃって恥ずかしい」って話してたんで、「ママ何歳?」って聞いたら私と同じ年だったんですよ……! その子は18歳だったんですけど、それ聞いたら「エッ!?」って。そういう子たちと同じステージに並んでるって……これは負けていてはいけない、と思って……!

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――16年続けていると、プライベートはどうなるんでしょう? 地元では特に顔バレもありますし、不便じゃないですか?

鈴木 私は車の免許もとってないし、海外旅行にも一度も行った事がないし、同い年の女の子からしてみたら「仕事のために色んなものを犠牲にしてる」と思われがちなんですけど、私は好きでやっているので、犠牲にしてると思ったことはないんですよ。時間が惜しいんです。辞めようかなって、思ったことがないというか、思う時間もなかったです。すぐ、また次のライブが入るから(笑)。

――このまま伝統芸能みたいに続けて欲しいです。ありがとうございました!
(撮影=宍戸留美/文=小明)

【日刊サイゾーより】(2013年1月15日初出)

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●すずき・まりえ
1978年11月15日生まれ A型 157cm
特技 アイドルの振り付け
趣味 イチゴグッズを集める 電車を背景に写真を撮る

日本青年館でコンサートをやることを夢に、今年で活動16年目になる、正統派アイドル。東京でのアイドルライブに多数出演。日ごろのライブ活動の中では、オリジナル曲以外に、子供のころ大好きだったアイドルのカバー曲などを歌い、カバーCDも多数リリース。当時を知るベテランのファンから、鈴木まりえによって往年のアイドルを知った若いファンまで、幅広い層から支持を受けている。時代の流れを感じつつ、活動スタートからブレることなく、フリフリ衣装に身をつつみ、正統派アイドル路線を未来に伝えていく。

ほぼ毎週、ライブに出演しています。ぜひ一度鈴木まりえのステージに触れてみてください。
スケジュールはwebにてご確認ください。

オフィシャルwebサイト『すずまり族』
http://suzumarizoku.web.fc2.com/
ブログ『アイドル吊り掛け式日記』
http://blog.oricon.co.jp/mariex/


●ししど・るみ
1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。
http://rumi-shishido.com/
アルバム「女」発売中!
アルバムの発売と同時にiTunes、Amazon、着うた等の配信サイトで
インディーズでリリースしたアルバム4作品を配信!!
★3/19下北沢clubQUE
★映画はなかっぱ『蝶の国の大冒険』4/12日から全国ロードショー!!
同時上映は宍戸留美演じるももかっぱちゃんとアゲルちゃんのミュージカル!!

●あかり
1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中。ニューシングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中<http://www.cyzo.com/akr/>。

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